雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

妖怪漫談/岡本綺堂

妖怪関連の本をを探して見つけた。

日本の妖怪話は、中国の輸入品というエッセイ。
まあ、それはそうなのだろうけど、それを言い立てたところでどうなるものかと。
 

 

 

妖怪漫談

妖怪漫談

 

 

 

 

セクサロイド/松本零士

お試しで、無料ということで、ダウンロード。

こういう読み方ができるのも、電子書籍はありがたい。
買ってから外れだったことに気づくのは悲しい。
松本零士の熱心な読者ではないので、こんな作品があったことは、初めて知った。
青年誌向けということで、他愛もないエロな風味が微笑ましい。
 

 

 

セクサロイド(1)

セクサロイド(1)

 

 

 

 

妖怪学一斑/井上円了

妖怪学についての講演会を文字に起こしたもの。

この講演会では、ジンクスや符丁について語っている。

 

妖怪学一斑

妖怪学一斑

 

 

子に与ふ/北一輝

 北一輝の遺言である。

電子書籍で簡単に手に入るので読んでみた。

日本改造法案大綱を読むかは分からない。

  

子に与ふ

子に与ふ

 

 

悪魔/芥川龍之介

この本もまた電子書籍で読み返した。

芥川らしい皮肉の効いた短篇である。

悪くない。

 

悪魔

悪魔

 

 

我が人生観/坂口安吾

相変わらず電子書籍坂口安吾を読み耽っている。

これは紙の本では読んだことが無かったが、なかなか面白い。

坂口安吾のエッセンスが詰まっているようなエッセイだ。

いちいち、そうだよなと思う事が多いが、翻って考えてみると、高校生の頃から坂口安吾を読んでいるのだから、むしろ人格形成において感化されているのだろう。

ひと言で言えば間抜けな感想である。