雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2012-01-27から1日間の記事一覧

家族解散/糸井重里

何とも不思議な小説だ。 いまさら、糸井重里について、説明する必要も無いだろう。 だが、この小説は何だろうか。 何かが足りないのではない。 何か余分な気はする。 家族の、それぞれが抱える、秘密というにはささやかな秘密が、描かれる。 それらが白日の…