雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2013-08-06から1日間の記事一覧

トリエステの坂道/須賀敦子

仕事帰りにふらっと図書館に寄って何となく借りてみたうちの一冊。 須賀敦子氏はアントニオ・タブッキの翻訳で知った。 この本は須賀氏自身がイタリアに暮らしていた頃の思い出であり、その後も含めた家族のエピソードを基にしたエッセイである。 その筆致は…