雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2014-03-08から1日間の記事一覧

マレー蘭印紀行/金子光晴

昭和初期の東南アジア。 金子光晴は日本を脱出し東南アジアを放浪し、やがてパリに行き着く。 「どくろ杯」「西ひがし」「ねむれ巴里」での旅の記憶より、この本に描かれる南国の風景は、生活の匂いがする。 日本人、中国人、マレー人、インド人、様々な民族…