雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2014-08-20から1日間の記事一覧

歴史とユートピア/E・M・シオラン

シオランの散文はアフォリズムとちょっと印象が異なる。 序文によれば、この本は1957年から1958年にかけて書かれ、1956年のハンガリー動乱が背景にあるらしい。 何度かソビエトに対する記述があるが、仮借なきまでに叩きのめすその様は、熾烈を極めていると…