雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2014-08-30から1日間の記事一覧

血と薔薇のフォークロア/栗本慎一郎、中村英良

この本は栗本慎一郎によるブダペスト、トランシルバニア紀行である。 1980年代初頭のハンガリー、ルーマニアなので、まだ自由化されてはいない。 建築に施されたアール・ヌーヴォー様式と諸民族の歴史を振り返りつつ、時折、自説やカール・ポラニーの言説を…