雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2016-01-01から1日間の記事一覧

ダヤン・ゆりの花蔭に/ミルチャ・エリアーデ

2016年の読書はエリアーデから始めよう。 「ダヤン」は最終方程式に関するミステリーである。 だが、謎は明かされない。 謎は明かされないばかりか、主人公の死さえも仄めかされるだけだ。 恐らくこれは知に関する考察であり、知るということと、知りたいと…