大阪
とても面白かった。 1970年の大阪万博を起点に、1945年の広島爆心地、そして幻の皇紀2600年万博に言及し、美意識の根底にある「未来」という幻想、そして「環境」という考え、万博と戦争をつなぐ様々な要素を巡っている。 この本を要約するのは難しい。 登場…
断続的に読み続けていたので、半年ぐらい掛かったろうか。 織田作之助の名前は知っていてもほとんど読んでいなかった。 青空文庫で何篇かつまみ読みしてみたら、案外面白かったので、全集を手に入れてみた。 青空文庫で無料公開しているものが、纏まると有料…
この本もまた電子書籍である。 ちょっとした調べ物で、読み返してみた。 谷崎はどうも肌に合わない。 嫌いじゃない気もするのだけれど、最近はあまり読みたいと思わない。 耽美的なものに対する憧れのようなもの、が鼻につくのだろうか。 この物語の中心は、…
この本もまた電子書籍である。 織田作之助にでも手を出してみるかと思い立ち、探してみるとやはり青空文庫に入っている。 とりあえず短そうなものから手を付ける。 主人公の辻は文筆業で仕事になると、やたらと煙草を喫み、その他のことがずぼらになってしま…
この本もまた電子書籍で読んだ。 ひょんなことから大阪の仕事をすることとなり、曽根崎、北新地、中ノ島辺りを、ぶらりぶらりと散策する機会に恵まれた。 となると、気になるのはご当地モノというわけでもないが、近松門左衛門ぐらいは読んでおいた方がいい…