雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

神になった人びと/小松和彦


久しぶりに、小松和彦の本を読んだ。
しかし、文庫で読めるとは、大分、時代も変わったものだと痛感。


神になった人びと (知恵の森文庫)

神になった人びと (知恵の森文庫)


実在の人物が「祀られ」て神になる、ということの分析、
そして通底している精神史とも言うべき考察。
きちんと読むと、かなり政治的、かつ鋭い現代批判になっているのだが、
あまり社会的には話題になっていないような気がする。
新聞も取ってないし、TVもあまり見ないので、自分が知らないだけかもしれない。
念のため、ネットで検索したら、産○新聞だけが引っかかった。
流石と言うべきか?