雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

突然訪れた天使の日/リチャード・ブローティガン


ビート・ジェネレーションってもう死語に近いのかな?

突然訪れた天使の日―リチャード・ブローティガン詩集

突然訪れた天使の日―リチャード・ブローティガン詩集


60年代から70年代に流行ったアメリカの詩人なのだが、自分でもこの本を買っていたのを忘れていた。挟まっていたレシートを見ると、大学生の頃に読んだのだと思う。どの詩も短く、なおかつウィットに富んでいて悪くない。カントリー・ブルーズを聞きながら、寝る前に読んだのだが、できれば何も無い日曜の午後に、バーボンでも舐めながら、芝生の上で読みたかった。
思えば詩というものは、人に薦められるものでも、誰かに薦めるものでもなく、独りで見つけて、こっそり読み耽るような楽しみがあるように思う。
勝手な想像だけど。
そういや西脇順三郎の詩でも、そんなのがあったっけ