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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

定本 二笑亭綺譚/式場隆三郎、式場隆成、岸武臣、赤瀬川原平、藤森照信

東京


奇跡的に美しい建物

定本 二笑亭綺譚 (ちくま文庫)

定本 二笑亭綺譚 (ちくま文庫)


昭和の初めの深川に二笑亭という奇妙な建物があったという話。
そのルポであり、貴重な写真が収められている。
丹念にその家の主、建物、経緯を資料や聞き込みが重ねられており、結構読み応えがある。赤瀬川原平の小説はおまけのようなもの。
特筆すべきは、縮小模型を作った点。マクロ撮影した写真を見ると、そのリアリティにワクワクするのだった。
実際の建物があっという間に無くなってしまったのが惜しまれる。