雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

オトナ語の謎。/糸井重里、ほぼ日刊イトイ新聞


当たり前に使っている

オトナ語の謎。 (新潮文庫)

オトナ語の謎。 (新潮文庫)


知り合いから借りて読んでみる。社会人ともなれば、それなりの言い回しが必要になり、それは誰から教えられるということでないのだが、会社生活の中で新たな外国語を覚えるようにそれは身に付いていってしまう。そのうち自在に活用できるようになると、いっぱしの社会人なのだが、それ自体の中身は問われることないのだ。そこに着目したのがこの本なのだが、赤瀬川原平的な面白がりに似ているが、HPで集められたところが少し違う。糸井重里が石を投げて波紋のように広がったものの集約である。ここにあるのは、糸井重里的な無意識の塊のようなものかもしれない。