雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

アルトーへのアプローチ/スーザン・ソンタグ


そういうことか

アルトーへのアプローチ (みすずライブラリー)

アルトーへのアプローチ (みすずライブラリー)


アルトーは何冊も読んでいるが、ソンタグを読むのはこれが2冊目だったと思う。
しかも、はるか学生の頃に「反解釈」を読んで以来だったはずだ。
という記憶も、既に5〜6年前か?
その頃の職場から、気分転換に20分ぐらい歩いた辺りの、文京区春日の本屋のカバーがかかっている。
評論について更に何かを書こうとするのは難しい。
この本では、ソンタグの手際の良さで、アルトーがてきぱきと解説されてゆく。
だから、この本を読むとアルトーが判った様な気がしてしまう。
だが、アルトーは読まないと判りはしないのだ。