雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

Sex 1/上條淳士


沖縄で夏だった

Sex 1 (ヤングサンデーコミックス)

Sex 1 (ヤングサンデーコミックス)


物語は沖縄の夏から始まる。
作者の思い入れたっぷりな沖縄の風景と共に、様々な伏線が張られる。
主人公の一人である果歩の修学旅行が沖縄で、そこで幼なじみを探す。
連載していたのはバブルの頃だった記憶がある。
それまでの日本再発見的な沖縄と、新たなアイデンティティを主張する今のような沖縄の、狭間だったような気がする。