雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

語りの海 吉本隆明〈2〉古典とはなにか/吉本隆明



2巻目は古典について語っている。
古典についてと言うか、古典をどう読むか?ということである。
学生の頃は、古文の時間があまり好きではなかった。
冬休みの宿題として出された、百人一首の暗記も覚える気がなく、持っている辞書の中でも古語辞典はきれいなままだった。
もし、学生の頃にこの本に出会っていたら、もう少し何とかなっていたかもしれない。
古典だけではなく、夏目漱石小林秀雄のあたりまで語っている。
吉本隆明の、テクストの読み込み方は、この本でもさえている。