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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

語りの海 吉本隆明〈3〉新版・言葉という思想/吉本隆明


3巻目は言語について語っている。
あるいは、言語という思想かもしれない。
バロウズは言語はウィルスだといったが、ある意味で、吉本隆明の言語に対する考えも通底しているのかもしれない。
印象に残るのは、「匂う」と言う表現にこだわっているくだりだ。
要となる部分を掴み出して、そこを中心に論を展開する手際の良さは、流石という感じがする。
語っていることを捉えるのではなく、語ってしまったことを捉えている、と言えばニュアンスは伝わるだろうか?