雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

アート・オブ・プロジェクトマネジメント/スコット・バークン


凝縮されて

アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法 (THEORY/IN/PRACTICE)

アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法 (THEORY/IN/PRACTICE)


プロジェクト・マネージメントとは何であるかは、答えのない問いなのかもしれないし、無限の答えのある問いなのかもしれない。
とは言え、PMBOKをベースとした解説書やら、「活用」を銘打ったハウツウ本まで、様々なプロジェクト・マネージメントに関する本が存在している。
一方で、成功と言えるプロジェクトの割合は、3割程度であるらしい。
プロジェクト管理に関する理論やハウツウと、プロジェクトの失敗という現実との間には、大きなギャップがあるように思うのだ。
そのギャップは、それぞれのプロジェクト・マネージャが解決すべき共通の課題なのではないだろうか?
この本の著者は、マイクロソフトでのプロジェクト・マネージャとしての経験を活かし、そのノウハウや考察を披露している。
だからこの本には、プロジェクト・マネージメントのノウハウが凝縮されている。
読み通すだけでも疲れたが、これを活かそうとするのはかなりの実力を必要としているように思うのが・・・