雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

ニュー・アトランティス/フランシス・ベーコン


きもちわるい

ニュー・アトランティス (岩波文庫)

ニュー・アトランティス (岩波文庫)


まるでさびれたラブホテルのようなタイトルである。
ペルーから日本と中国に向かおうとして、見たこともない島に辿り着く。
そこでは、理想的な倫理観と政治と生活があるということを知る。
物語は未完なので、その触りぐらいで終わってしまう。
そこに描かれる世界を魅力的に思うのは、作者だけではないだろうか?
むしろ薄気味悪さと、居心地の悪さ、そして傲慢さに眩暈すら覚える。
これを誰かに勧めたい、という悪趣味な気持ちにさえなるのだが…