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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

ビックリハウスのエンピツ賞傑作選


その昔、「ビックリハウス」という雑誌があったことは、たぶんもう忘れられているかもしれない。
ありきたりな言い方をすれば、サブカル雑誌ということになるのかもしれない。
糸井重里栗本慎一郎YMO忌野清志郎橋本治高橋章子榎本了壱みうらじゅん糸井重里のアシスタント)、ナンシー関鮫肌文殊といった顔ぶれもそれっぽいかもしれない。
そのビックリハウスの企画の中で、半期に一度、「エンピツ賞」という文学作品を募集するのがあって、この本はその傑作選である。
改めて読み返してみると、その軽さがまずその特徴かもしれない。
文学についての既成概念ではなく、思いついたことをどれだけ広げられるか、そんな試みのような気がした。
もちろん、現在のようなWebで世界と直結できるようなしくみはない頃だから、この間口の広さは貴重だったのだと思う。
さて当時、中学生だった自分はというと、ビックリハウスを買い続け、いつかはエンピツ賞に応募したいと思っていた。
そして、ビックリハウスのくだらないことを真面目に、真面目なことをくだらなくする、そんな考え方に多分に影響を受けたような気がする。


ビックリハウスの エンピツ賞傑作選 (ビックリハウス新書)

ビックリハウスの エンピツ賞傑作選 (ビックリハウス新書)