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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

ラジカセ自由自在―キミの世界をつくる必勝サウンド術/小林一也

追憶


この本はもう手放してしまった本である。


ラジカセは、何だかとても魅力的だった。
ラジオとカセットが付いているだけ、と言ってしまえばそうなのだが、ラジカセがある生活というのが、ひとつのポップなスタイルだったような気がする。
ラジオもカセットもレコードも聴けるステレオコンポもあったのだが、ラジカセを愛用していた。
この本は、ラジカセをどう使って遊ぼうか、という内容だったような気がする。
例えば、ラジオを敢えてデチューニングで聴くと、高音が強調されるだとか、本棚にラジカセを詰め込んでしまうと、本棚全体がバスレフ代わりになり良い音になる、だとか。
そんなことで何が楽しいのか、iPodでどこでも好きな音楽が聞けるほうが良い、と思ってしまうかもしれない。
だが、「ラジカセ」というアイテムで遊ぶということ自体が楽しかったのであり、ラジカセがある生活、というのが魅力的に見えていたのだと思う。