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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

ボルヘス怪奇譚集/ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アドルフォ・ビオイ=カサレス

別の本を読んでいたのだが、息抜きに読み始めたこちらの本が先に読み終わった。
怪奇譚と言いつつ、原題は「Cuentos Breves y Extraordinarios」つまり、Extraordinaryで短い話、普通じゃないぐらいのニュアンスだろうか。
それにしても、古今東西の文献から仕入れた、短いと数行、長くても数ページで終わる話ではあるが、これだけ並べられると圧巻だ。
お通しだけでお腹一杯になるようなものだろうか。
むしろ、懐石料理のような手の込んだ一品を、少しづつ頂くと言ったほうが近いかもしれない。


ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)

ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)


記憶に残ったのは、O・ヘンリーの書きかけ(絶筆?)の短編「夢」を、ボルヘスが結末を想像して書き接いだ話、チェスタトンの「超人」、カフカの「セイレーンの沈黙」といったところか。
見返すとまた読み出してしまうので危険だ。


(Bの読書、5冊目)