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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

砂の本/ホルヘ・ルイス・ボルヘス

この本を読むのも、もう何度目だろうか。
やはり、表題作「砂の本」は素晴らしい。
二度と同じページを開くことの出来ない本、という眩暈のような無限のイメージが好きだ。
「バベルの図書館」のヴァリエーションには違いないが、一冊の本に無限が詰まっているというところが気に入っている。
ちょっと狂気の雰囲気が漂っている「円盤」の捨てがたい。
どこの国とも知れない、イングランドかその辺りの森の外れで繰り広げられる物語である。
円盤が何かも知れず、それを所有することは王の証しだという、ちょっといかれた感じの男と殺人事件。
寓話のようでありながら、寓意は無さそうな物語だ。
確かボルヘスを読んだのは、この本が最初だったように記憶している。


持っているのは単行本
砂の本 (集英社文庫)

砂の本 (集英社文庫)

文庫になっているようだ
砂の本 (集英社文庫)

砂の本 (集英社文庫)

改版されているようだ