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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

象を洗う/佐藤正午

どういう訳か、この本をインド旅行記だと思っていた。
図書館で借りるときに、ぱらぱらっと中を見ているにも関わらずである。
そそっかしいとかいうレベルではない。
いつまでたっても、小説家としての日常や、佐世保のことは語られるのに、インドに向かう気配もなく読み終えてしまった。
そして、あとがきで作者がこの本は、アフリカ旅行記でも、飼育員日記でもないと断っているのを読んで、あれ?事前に見た気がする、とまで思ってしまった。
どこまで能天気なんだかと、自分でも思う。
ともあれ、この本は佐世保に住む小説家である作者の日常を中心としたエッセイである。
さらりと読み流してもかまわないような気がする。
だが読み流せない何かが引っかかる。
それは、再読したときに判るだろう、と漠然と思っている。


象を洗う (光文社文庫)

象を洗う (光文社文庫)