雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

海底二万里/ジュール・ベルヌ

子供の頃、何度となく読み返していた物語を、改めて読み返してみる。
いまさら解説する必要も無いくらい、有名な物語なので、あらすじなどここには書かない。
ひとことだけ言うなら、ネモ船長率いるノーチラス号で世界の海を巡る冒険活劇である。
やはり面白いものは面白い。
小学生の自分が夢中になったのは、その面白さが心理的なものではないからかもしれない。
友情や家族愛とか、児童文学にありがちな話ではないところが気に入ったのだろう。
(それを幼稚と言われたところで、否定する気もないのだが)
それに、アトランティス大陸サルガッソー海といった、海にまつわる超自然現象もまた、小学生の心を強く揺さぶる要因だ。
ともあれ、夏の読書として、とても良いと思った。


海底二万里〈上〉 (新潮文庫)

海底二万里〈上〉 (新潮文庫)

海底二万里〈下〉 (新潮文庫)

海底二万里〈下〉 (新潮文庫)

新訳につられて、図書館で借りてしまった。


海底二万里 (創元SF文庫)

海底二万里 (創元SF文庫)

そういえば創元文庫でもあったっけ。


海底二万海里 (福音館古典童話シリーズ (11))

海底二万海里 (福音館古典童話シリーズ (11))

子供の頃はこれを読んでいた。