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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

1968年/スガ秀実

引き続きあまり手を伸ばさない分野の本を読む。
この本は、1968年に世界史的なターニングポイントがあったと主張している。
その論旨は、新左翼党派の動きを追いかけていくことで示している。
この本に登場するタームの多くは、恐らく自分より下の年代にはあまり馴染みも無いような気がする。
斯く言う自分もそんなに馴染みは無い。
政治そのものに対する興味はあまりないものだから、この本に記述されている新左翼各党派の動きに対して、何を感じればいいのか判らない。
マルクスエンゲルスの「共産党宣言」だって、できの悪い幻想小説として読むべきなんじゃないかと思っているぐらいだから、この本の問題系に切実さを感じることはできない。
とは言え、会社組織の中で金を稼ぐということと、党派の中で革命を目指すということ、どれほどの違いがあるのだろうか、とは思った。
また、偽史的想像力、華青闘告発、と言ったあたりのキーワードがこの本の中心であろう。
この本もまた図書館で借りた。


1968年 (ちくま新書)

1968年 (ちくま新書)