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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

パイドロス/プラトン

文系

やっぱりプラトンかなと思って、他の本も読み返してみた。
何がやっぱりなのかというと、「プロタゴラス」を読んでやはりソクラテスを裏返してみるのが、良いんじゃないかと思ったのだ。
(しかしそれにしても、過去に読んだ時の「プロタゴラス」の感想を見返してみると、毎回、同じ事を書いていて呆れたのもあるのだが)
プロタゴラス」ではソクラテスプラトンは遊離している気がした。
プラトンの語りたいことを語らないソクラテスが、そこにはいるような気がした。
イデア至上主義のプラトンと、イデアなんて気にかけないソクラテスだったのかもしれない。
脈絡の無い思考の連鎖から、プラトンが書き損ねたソクラテスを探してみることに可能性があるような気がした。
ソクラテスvsソフィストの構図は、ソクラテス=ソフィストとされたソクラテス裁判への異議申し立てとして作られた構図であり、ソクラテスは出来の悪いソフィストという考え方だって出来るだろう。
そう思ってこの「パイドロス」を読み始めてみたのだが、どうにも気持ちが悪い。
「恋」がテーマだということもあるのだろうか。
残念ながら読み通せず、本棚に戻すことにした。


パイドロス (岩波文庫)

パイドロス (岩波文庫)