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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

鬼が作った国・日本/小松和彦、内藤正敏

文系

久しぶりに読み返してみた。
鬼とは何かという問題提起から始まる日本文化についての対談である。
とは言っても、最近のメディアに流れている薄気味悪い日本礼賛ではなく、悪く言うなら、トンデモ本すれすれの伝奇ロマンのネタ本と言っても良いかもしれない。
もちろん、それは貶しているわけでもなく、能天気な自画自賛や、仮想敵の暗躍する陰謀説とは異なるのだけれど、かといって教科書的な因果説ではないダイナミックさがトンデモ本すれすれの危うさがあると思う。
どこまでが真実なのか、というよりは、読み解くの面白さが歴史を知ることなのだろう。
こういった本を貶すのも、礼賛するのも簡単な気がする。
そうではない何か引っかかるものがあるから、いまだに持っているような気がする。


持っているのはカッパサイエンスだが、今は光文社文庫に入ったようだ。