レムの泰平ヨンシリーズを借りてみた。
未来学会議でテロに巻き込まれ、脳移植を経て未来世界で目を覚ますと、そこはドラッグ漬けの世界で、というドタバタSF。
ドラッグ社会を批判しているとかって感想も見るが、批判しているだろうか。
むしろ、現実とは何か、自己認識とは何か、という命題に対するSFだと思う。
そして造語と奇妙な概念が次から次へと登場して読みにくい。
まぁ、そんなことも含めてレムなので、そのことで面白さが減るわけでもない。
泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕【電子書籍】[ スタニスワフ レム ]
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