2009-01-01から1年間の記事一覧
おまへの實驗はこのきれぎれの考へのはじめから終りすべてにわたるやうでなければいけない銀河鉄道の夜 他十四篇 (岩波文庫 緑76-3)作者: 宮沢賢治,谷川徹三編出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1951/10/25メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 7回この商品を…
日本の伝統 (知恵の森文庫)作者: 岡本太郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/05/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 75回この商品を含むブログ (35件) を見る 岡本太郎の目に、「伝統」と言われるものがどう映ったのかが判る。 従って、この本で悪戦苦…
閉塞感と停滞Sex 7 (ヤングサンデーコミックス)作者: 上條淳士出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/05/02メディア: コミック クリック: 19回この商品を含むブログ (37件) を見る そして最終巻である。 沖縄を舞台に、いくつかの伏線は解消され、物語として…
横須賀・沖縄Sex 6 (ヤングサンデーコミックス)作者: 上條淳士出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/04/05メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見る 追っ手が迫ってくる。 福生から横須賀へ。 そこから沖縄へ。 やがてユキの生い…
老いの超え方 (朝日文庫)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/08/07メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 17回この商品を含むブログ (9件) を見る 「老いるとはどういうことか」という問題を立てて、様々な角度から語っている。 これが吉…
ゲームは二度とやらないSex 5 (ヤングサンデーコミックス)作者: 上條淳士出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/03/04メディア: コミック クリック: 8回この商品を含むブログ (19件) を見る ようやくというか、やっとというか、追っ手がユキ、ナツ、カホのそ…
アンタ いつも口ばっかですなァSex 4 (ヤングサンデーコミックス)作者: 上條淳士出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/02/04メディア: コミック クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見る まあ、何となく手に取っているうちに4巻目である。 横須賀…
磯野と中島Sex 3 (ヤングサンデーコミックス)作者: 上條淳士出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/01/05メディア: コミック クリック: 6回この商品を含むブログ (24件) を見る 3巻目は連載終了から12年以上経って初めて出た。 連載をそんなに細かくチェック…
語りの海 吉本隆明〈3〉新版・言葉という思想 (中公文庫)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1995/05メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 3巻目は言語について語っている。 あるいは、言語という思想かもしれな…
語りの海 吉本隆明〈2〉古典とはなにか (中公文庫)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1995/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 2巻目は古典について語っている。 古典についてと言うか、古典をどう読むか?ということであ…
福生へ吉祥寺へSex 2 (ヤングサンデーコミックス)作者: 上條淳士出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/12/03メディア: コミック クリック: 5回この商品を含むブログ (14件) を見る そして舞台は福生、吉祥寺へと移り、主人公たちは高校1年生になっている。 …
沖縄で夏だったSex 1 (ヤングサンデーコミックス)作者: 上條淳士出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/11/05メディア: コミック クリック: 16回この商品を含むブログ (24件) を見る 物語は沖縄の夏から始まる。 作者の思い入れたっぷりな沖縄の風景と共に、…
語り口霧が晴れた時 (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)作者: 小松左京出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1993/07メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (23件) を見る 子供の頃の日本のSFと言えば、筒井康隆、星新一、小松左京だと思っ…
微かに揺れるような棒がいっぽん (Mag comics)作者: 高野文子出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 1995/07メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 147回この商品を含むブログ (156件) を見る この本に描かれる世界は、ちょっと昔のようだ。 主人公の乗る…
素材を存分に活かし、その美味しいところを味わあせて語りの海 吉本隆明〈1〉幻想としての国家 (中公文庫)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1995/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 吉本隆明の講演集である。 第1巻は国…
人生カチカチ山―女の幸せ探して三千里作者: 松田洋子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/09メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る 松田洋子のマンガはとにかく文字が多い。筆で書いたようなふにゃっとした文字が縦横斜めに…
なるほどなPLAY・JOB (プレイ・ジョブ) (Sanctuary books)作者: ポール・アーデン,sanctuarybooks出版社/メーカー: サンクチュアリパプリッシング発売日: 2008/10/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 62回この商品を含むブログ (21件) …
逸脱と回収黒いユーモア選集〈2〉 (河出文庫)作者: アンドレブルトン,Andr´e Breton,山中散生,窪田般彌,小海永二出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/08メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る そして、「ユーモア」とは何で…
リトマス黒いユーモア選集〈1〉 (河出文庫)作者: アンドレブルトン,Andr´e Breton,山中散生,窪田般彌,小海永二出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/08メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (18件) を見る ユーモアとは、というか、笑い…
作者と作品は井上井月 (蝸牛俳句文庫)作者: 春日愚良子出版社/メーカー: 蝸牛社発売日: 1992/11メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る 井上井月は、幕末から明治の初めの頃の俳人だそうだ。 つげ義春の「無能の人」にも登場する…
にしかできない黄色い本 (KCデラックス アフタヌーン)作者: 高野文子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/02/20メディア: コミック購入: 23人 クリック: 170回この商品を含むブログ (203件) を見る 高野文子は寡作だ。 この本が最新刊のようだが、それでも…
コトバ・イメージ北園克衛詩集 (現代詩文庫 第 2期23)作者: 北園克衛出版社/メーカー: 思潮社発売日: 1981/06メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る 久しぶりに引っ張り出して読んでみる。 北園克衛の詩は、ひとつは名詞の持つイ…
淡々と逆さまゲーム (白水Uブックス―海外小説の誘惑)作者: アントニオタブッキ,Antonio Tabucchi,須賀敦子出版社/メーカー: 白水社発売日: 1998/08メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見る タブッキの小説には、静寂さが満ちてい…
どこかへ生命とは何か―物理的にみた生細胞 (岩波文庫)作者: シュレーディンガー,Erwin Schr¨odinger,岡小天,鎮目恭夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/05/16メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 99回この商品を含むブログ (82件) を見る シュレーディ…
かわすデュシャンは語る (ちくま学芸文庫)作者: マルセルデュシャン,ピエールカバンヌ,Marcel Duchamp,Pierre Cabanne,岩佐鉄男,小林康夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/05メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 44回この商品を含むブログ (50件) を見…
レトリック・非限定アルゴールの城にて (白水Uブックス)作者: ジュリアングラック,ジュリアン・グラック,安藤元雄出版社/メーカー: 白水社発売日: 1989/05メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (10件) を見る グラックが描いているのは、非限定…
闘牛と遠近法城の中のイギリス人 (白水Uブックス (66))作者: A・ピエール・ド・マンディアルグ,澁澤龍彦出版社/メーカー: 白水社発売日: 1984/11メディア: 新書購入: 4人 クリック: 12回この商品を含むブログ (14件) を見る マンディアルグが匿名で出版した…
通路シュルレアリスムと聖なるもの作者: ジュールモヌロ,Jules Monnerot,有田忠郎出版社/メーカー: 吉夏社発売日: 2000/10メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る あとがきによると、ジュール・モヌロは一時期シュルレアリスムに…
茄子 (3) (アフタヌーンKC (314))作者: 黒田硫黄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/12/20メディア: コミック クリック: 25回この商品を含むブログ (49件) を見る 最終巻である。 物語としての収束と発散。 高間と高橋と大西と松浦、そして第一話の何も無…
茄子 (2) (アフタヌーンKC (295))作者: 黒田硫黄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/05/23メディア: コミック クリック: 13回この商品を含むブログ (55件) を見る そして2巻目だが、少しづつ登場人物に動きがある。 高間の住む郊外に高橋が引っ越してくる…