雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2011-05-27から1日間の記事一覧

芭蕉臨終記花屋日記/文曉

大阪の花屋仁左衛門の裏屋敷で、最期を迎えた松尾芭蕉の様子を、弟子たちが記した日記。 という体の、偽書だそうだ。 つまり、弟子たちの本物の記録から、文曉が再構成し、創作した物語である。 この本には、「花屋日記」の他に付録として、其角「芭蕉翁終焉…