雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2011-07-22から1日間の記事一覧

眠れる美女/川端康成

初めて読んだ川端康成の作品がこの本だったのを覚えている。 「雪国」でも「伊豆の踊り子」でもなく、どうやってこの本に辿り着いたのかは、もう覚えていない。 表題作「眠れる美女」は、とある宿に、主人公である江口老人が訪ねるところから物語が始まる。 …