雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2011-10-30から1日間の記事一覧

民俗学の旅/宮本常一

宮本常一の自伝である。 その平易で気負いの無い語り口で、すいすい読めてしまう。 山口県周防大島に生まれ、やがて柳田國男、澁澤敬三に導かれ、民俗学の徒となる。 だが、この本に書かれているのは、その生涯の一部分にすぎない気がした。 もちろん全てを…