新書ながら読み応えのある一冊だった。 明治時代における雑誌の誕生から、文壇の形成、そしてタイトルの通り、「作家」という職業の確立を丹念に追っていく。 文学史でもなく、出版史でもなく、だが、それらを包括する、日本近代史の姿が見えてくる。 それは…
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