雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2012-11-04から1日間の記事一覧

哲学者の誕生/納富信留

図書館で何となく気になったので借りてみた。 ソクラテスの死にプラトンは立ち会っていないにも拘らず、その情景を「パイドン」で表している。 この本はその、一見不可解なプラトンの対話篇についての考察から始まる。 自身では何も著作を残さなかったソクラ…