雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2014-02-08から1日間の記事一覧

春の雪 豊饒の海・第一巻/三島由紀夫

東京に大雪が降ったことと、この本を読み終えたことは何の符牒だろうか。 いや何の符牒でもない。 久しぶりに読み返してみて、実にあざとい物語だ、と思った。 いまさら言うまでもないことだが、どうしても言いたくなるぐらいだ。 「豊饒の海」と題した連作…