雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2016-01-13から1日間の記事一覧

近頃の幽霊/芥川龍之介

近頃とは言っても、20世紀初頭の怪談話に関するエッセイである。欧米の動向を押さえつつ、怪談が形式としては古典でありつつも、内容は水物であることを見抜いている。流石の慧眼である。 近頃の幽霊 作者: 芥川竜之介 発売日: 2012/09/13 メディア: Kindle…

葬儀記/芥川龍之介

これは、夏目漱石の葬儀の様子を描いている。このところ読んでいた作品と違って、感傷的なエッセイだ。葬儀記作者: 芥川竜之介発売日: 2012/09/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る