雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ロックで独立する方法/忌野清志郎

ふらっと寄ったブッ〇オフで購入。 キヨシローが亡くなったのは2009年だが、当時はほとんど聴いたりはしていなかった。 RCサクセションを知ったのは、小学生の頃にタモリのラジオで聴いた「トランジスターラジオ」だったと記憶している。 この本は、キヨシロ…

日本の珈琲/奥山儀八郎

気になったので図書館で借りてみた。 コーヒーの歴史から、江戸時代の長崎におけるコーヒーの伝播、そして近代のカフェまで網羅的に言及している本である。 長崎まで行き文献に当たったり、訪日外国人のコーヒーに関する記述、海外漂流者のコーヒーに関する…

脳とクオリア/茂木健一郎

気になったので図書館で借りてみた。 クオリアというのは質感のようなもの、赤い花の赤らしさ、電車のガタンゴトンという音のらしさ、そういったものを表す言葉である。 それが揺るぎないそれであるというらしさ、否定しがたいリアリティのようなもの、とい…

アンビエント・ドライヴァー/細野晴臣

何となく気になっていた本を元旦に注文した。 それが1月2日に届いてしまい、ちょっと吃驚したのだが。 細野晴臣氏の文章は、おっと思うことも、ちょっと怪しいなぁ、と思うことも同じレベルに書かれていて、冷静に読んでしまう。 例えて言うなら、今の精神状…