雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

自分で書く「シンプル遺言書」/竹内亮

こういう実用書を読んで感想も無いのだけれど、一箇所、江戸時代まであった遺言の習慣が、明治の家父長制の中で失われて云々、という記述におやおや?と思う。 民法という法律自体が慣習法であり、立法機関(国会)で成立したものとは言え、世間で広く行われ…

イノベーション・オブ・ライフ/クレイトン・M・クリステンセン、ジェームス・アルワース、カレン・ディロン

たいていのビジネス書は退屈でつまらない。 ためになるノウハウや役に立つ知恵が詰まっていたとしても、それが何の役に立つのか分かっていないからだと思う。 それが他人事で過ぎたことを言っているか、小手先の技術をあたかも世界の秘密の鍵であるかのよう…

葛飾土産/永井荷風

しばらく電源を入れてなかったKoboを立ち上げて、何となく読んでみた。 麻布にあったという偏奇館は空襲で焼け落ち、晩年の永井荷風は市川に暮らした。 復興してゆく東京を見るより、かつてあった東京の面影を見ようとするのが、晩年の随筆の中には色濃く表…

波平は「相続」であわてない!/長谷川裕雅

ちょっと相続のことを考えないといけなくて、かといって興味がない分野なので、磯野家になぞらえて解説している本があったので借りてみた。 大体の基本的なところはわかったのだけれど、まぁ、何というか、考えなければいけないこととのギャップはある。 そ…

嵐が丘/エミリー・ブロンテ

名作と言われる小説を読んでいないのは、教養が足りない証拠じゃないか、と言われてもぐうの音も出ないので、読んでみるかと思ったのはもう何ヶ月前だか忘れた。 そんな事言われてもいないし、言われたってへらへら誤魔化すだけだと思うけど、ようやく読み終…