雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

犬の生活/ヒトデの休日/高橋幸宏

久しぶりに本屋に行ったら、高橋幸宏のエッセイが文庫になっていた。 YMOの坂本龍一、細野晴臣の本は何冊か読んでいたけれど、高橋幸宏の文章を読むのは初めてだと思う。 元の連載が90'sの頃だったようだが、2025年の今から見ると、どことなく昭和軽薄体のニ…

藤井保 瀧本幹也 往復書簡 その先へ 2019年6月26日ー2021年8月19日

藤井保を知ったのは、「ニライカナイ」という写真集だった。 たぶん本屋の店頭で見かけたのか、雑誌のブックガイドだったのか、いまとなっては覚えていない。 モノトーンに近い淡い色彩で写される南国や雪国の風景に、心を動かされた。 その後、JR東日本、サ…

百鬼園随筆/内田百閒

久しぶりに内田百閒を読み返してみる。 何度読み返しても面白い。 たぶん自分の笑いの感覚やセンスのようなものは、内田百閒からも感化されているような気がする。 気がするだけで、百鬼園先生のような大人物ではないのだけれど。 この随筆集はけっこう借金…

怪談/ラフカディオ・ハーン

お盆なので再読。 とは言え、最近流行りの実話(という語り口のフィクション)系の怪談とは異なる。 「むじな」「雪女」といったよく知られた話が収められているが、その語り口は懐かしさを起こさせる。 ラフカディオ・ハーン自身はアイルランドとギリシアの…

文学と悪/ジョルジュ・バタイユ

他の積読が捗らないのに、久しぶりにジョルジュ・バタイユを引っ張り出して読む。 バタイユを知ったのは、ポルノ小説としての「眼球譚」「マダム・エドワルダ」「青空」といった作品であり、「蕩尽=消費」といったキーワードは栗本慎一郎経由だった気がする…

ベイズ統計学/松原望

少しだけ統計学の基礎がわかったので、改めて読み返してみたものの、やっぱり難しい。 半分ぐらいは数学が分からなくても何とか理解できても、ベイズ推定の基本となる尤度の辺りから怪しくなってくる。 もう少し勉強しないと太刀打ちできない。 分かったつも…