雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

平家物語(1)

日本の古典文学をあまり読んでいないのは、ちょっと教養が足りないというか、まだ手つかずの未読の山があるような気がしている。 方丈記、竹取物語なんかは、短いので読んだことはあっても、戦記物は手つかずだったので、平家物語でも読んでみるかと買ってみ…

お江戸風流さんぽ道/杉浦日向子

引き続きもらった本を読む。 杉浦日向子は前から読んでるから、安心して読める。 他の本と同じく、江戸に関する豆知識をテーマ毎に語っている。 前半は辞書のように、見出し語に対する解説、といった構成になってて、後半はおそらくテレビ番組の文字起こしの…

絵のまよい道/安野光雅

何冊かもらった本を拾い読みしている。 安野光雅は「旅の絵本」ぐらいしか知らないけれど、画家の文章に何だか惹かれる。 内容は軽いエッセイであり、週刊朝日に連載されてたもので、とりとめもなく文章が続く。 数ページ毎に区切りがあるのは、連載の名残な…

復活の日/小松左京

何となく思い出して、買って読んだ。 読んだつもりでいたけど、実は読んでいなかった。 あらすじとしては、とある陰謀に関連して、最悪のウィルス(というのは正確な表現では無いのだけれど、ネタバレになるのでいったん)が世界に拡散し、1年も経たずに人類…

放浪日記/山下清(式場隆三郎、渡邊實 編集)

ある方から譲ってもらったので読んでみる。 たぶん「裸の大将放浪記」の元ネタになっているのはこの本ではなかろうか。 編者の式場隆三郎は精神科医で、山下清の才能を世間に知らしめた一人だろう。 もう一人の渡邊實は、山下清がいた八幡学園の職員である。…

日本列島改造論/田中角栄

もともとは1972年に上梓した田中角栄の著作だが、2023年に復刻したらしい。 復刻に際しては、田中眞紀子氏の言葉が巻頭に置かれている。 この本の内容についてまとめたところで、何も言ってないに等しい。 そして、この本と田中角栄を賛美したり、貶めたりす…

津波の霊たち/リチャード・ロイド・パリー

死について、とあるオンライン講座を受けていて、その中の参考文献にあった本を図書館で借りてみた。 この本は素晴らしいノンフィクションである。 しかし、3.11について、私自身が語る言葉がまだ無い。 津波の霊たち 3・11 死と生の物語 (ハヤカワ文庫NF) …