雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

アンリ・ミショー詩集


野蛮人の国からこんにちわ

アンリ・ミショー詩集 (双書・20世紀の詩人 19)

アンリ・ミショー詩集 (双書・20世紀の詩人 19)


何度か読み返すうちに、その奇妙さが理解できてきたような気がする。
論理でもなく心情でもなくイメージだからこそ詩なのだが、そのイメージが特異なのだ。
言葉にしか表現できないことを追及する詩ではなく、その特異なイメージを言葉で捕まえようとする詩なのだ。
日本に関する考察も悪意が見え隠れしていてかなり妙な味わい。
できれば、画集も手に入れたいが高いしかさ張りそうだ。
またそのうち読み返すかもしれない。