雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

マーフィー 値千金の1分間―J・マーフィー名言集489


哲学ってなんだろう

マーフィー 値千金の1分間―J.マーフィー名言集489 (知的生きかた文庫)

マーフィー 値千金の1分間―J.マーフィー名言集489 (知的生きかた文庫)


学生の頃、先輩が読んでいたっけ、と思い出して買ってみた。
ここで語られている言葉は何だろう。
哲学なのか、人生訓なのか、それがどうしたというのか、だから何だろうか、と考えてしまう。
言い切ること、「それが真理だ」と言う事は、ひとつの政治的な力を前提としている。「信じること」は、とある領土を策定し、入ってくる人/入ってこない人を、自動的に選別する。この2つのスタンスに支えられている言葉は、それが「真理」であろうとなかろうと検証は出来ない。それが「不可知性」の議論ならまだ話はわかるのだが、そうではない点において、いったい何者なのか疑問が涌いて来るのであろう。
そんなことを考えてしまう。