雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

詩人の食卓―mensa poetae/高橋睦郎、金子国義


優雅な食卓

詩人の食卓―mensa poetae

詩人の食卓―mensa poetae


高橋睦郎は詩人である。この本を買った頃は、よく雑誌にもコラムやエッセイを書いていたと思う。バブルの頃のサブカルチャーの盛り上がりの中で、なぜか高橋睦郎も取り上げられていたのだ。この本自体は、鎌倉に引っ越す話、若干の回想、食の思い出、といった軽いタッチでのエッセイである。そのため、さらっと読み終えてしまった。もう少し食べ物の話でも良いんじゃないか、という気もする。