雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

ベビーサイン日記/ながしまりえ


非言語コミュニケーション?

ベビーサイン日記 (えい文庫 155)

ベビーサイン日記 (えい文庫 155)


0歳児からの、まだ、言語覚える前の幼児とのコミュニケーションとして、『ベビーサイン』というのがあるらしい。で、その奮闘記。言語でなくても意思を疎通できる、というように見えて、実はベビーサイン自体が言語なのだと思う。丸山圭三郎で言うところの、「身分け/事分け」としての機能を果たしている。すると、ベビーサインを使える幼児は、使えない幼児に比べて、言語習得能力が高いのだろうか?そしてそれはその後の人生にプラスに働くのだろうか?何か悪影響はないのだろうか?コミュニケートできていること、それ自体は錯覚ではない、ということはどのように見分けられるのだろうか?
もちろんこの本はそんな内容ではなく、軽く読める育児エッセイである。