雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

秘密。―私と私のあいだの十二話


いわゆるジャケ買い


一時期アンソロジーが好きだった。
いろんな作家をつまみ読みが出来て、失敗しても何となく損した感が薄いような気がいていた。
たまには、そんな本でも買ってみるかと、衝動買い。
何となくタイトルに惹かれる。
表紙のモデルは誰だろう?
中は、短編小説の間に、モノクロ写真が入っている。
値段はタバコ2箱分。
あるいは、ちょっと良い喫茶店のコーヒー1杯ぐらいか?
帰りの電車であっという間に読めた。
まぁ、コーヒー1杯なら、そんなもんか。
アンソロジーで物足りないのは、のめり込めないところ。
だが、それも承知で読んでみたのだけれど。