雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

南鳥島特別航路/池澤夏樹


旅に出るということ

南鳥島特別航路 (新潮文庫)

南鳥島特別航路 (新潮文庫)


日本のあちこちと樺太に行ったというエッセイ。
あちこちとは言え、観光地巡りではない。
むしろ自然に触れたりするような旅だ。
これは池澤夏樹の特徴なのかもしれないが、妙に理系的な記述が気になる。
この本を読んで旅行に行きたくなるかというと、そうはならない。