- 作者: ロバート・S.メンチン,Robert S. Menchin,中西秀男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1993/10
- メディア: 文庫
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遺言について考えたことはあまりない。
そして、遺言を見たこともあまりない。
自分の死んだ後についても、物事をコントロールしたいという欲望が、すなわち遺言なのだろう、と、この本を読んで思うのだった。
それは浅はかな願いであり、実現されないかもしれないことへの抵抗である。
それにしても、肝心の遺言が読みにくい。
わざわざ文語体っぽくしていることになんか意味があるのだろうか?
下手にリズムを崩しているだけのような気がする。