漢字・イメージ・詩
- 作者: 李賀,黒川洋一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1993/12/16
- メディア: 文庫
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李賀を知ったのはいつの頃だったか。
少なくとも学生の頃ではなかったように思う。
その詩は、漢字のイメージ性が豊富であるように思う。
漢字一字一字の持つイメージが、詩文の流れの中で、様々な方向に反射しているとでも言えば伝わるだろうか?
だから李賀の詩を、時々、書作品の題材に使う。
詩としての味わいもあるのだが、書としての漢字の流れにもまた味わいがある。
改めて詩として読んでみると、さらにそれが際立っているように思った。