- 作者: 吉本隆明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 文庫
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これは良い本だと思った。
現代詩を中心に短歌、俳句、歌謡曲までを射程において、吉本隆明が平明に語っている。
詩とは何か、詩を読むとはどういうことか、そんな疑問を懐いたことがあるなら読んでみるべきかもしれない。
詩に触れ始めたのは学校の授業だったような気がする。
だが、退屈でつまらなかった気がするし、だいいち詩とは何か、なんて内容ではなかったと思う。
だが、改めて詩を読んでみようか、とも思う。
そして、この本には各詩人の一節が引用され、とても良いアンソロジーでもある。