雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

ツレがうつになりまして。/細川貂々


重いテーマを軽く

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)


「うつ」がどういうものか、について、エッセイ・マンガ風に軽く綴っている。
軽く見えるのは著者の力量で、その実は深刻な日々だったのかもしれない。
この本に描かれる「ツレさん」の状態は、あながち異常でもない、というかストレスフルな状態は、世間に広く蔓延しているのではないだろうか?
少なくとも、私の知り合いにも幾人かいたのだった